Date: Mon, 19 Feb 2001 20:07:40 +0900
Subject: [ebook:00101] 電子文庫パブリについて。
From: "Ryuta Takenaka" 

大山さま、はじめまして、竹中です。
パブリについてのお答え、興味深く拝読しました。

> パブリについては、文句がたくさんあります。

たとえば具体的にどういうところでしょうか。
操作的な問題、書目などの内容的な問題、
などでしょうか?

> それゆえに、いまだに利用したことがありません。
> 正直なところ、今のパブリは、パソコンと本、両方好きで、かつあた
> らしもの好きという奇特な人より、利用を望めない状態だと思います。

実際に、パブリ参加各社に取材しても、利用年齢層は30代から50代
が中心で圧倒的に男性、ということです。
買う書目をみても、「パソコンと本、両方好きで、かつあたらしもの好きという奇特
な人」たちのようです。

> 少なくとも、僕にはなんの魅力もありません。
> 古本屋さんのほうが、ずっと魅力的です。

基本的に私もそう思います。わくわく度がちがいますね。

> ネットワークの上で出版界を再現するのであれば、もっと愉快なアプ
> ローチ方法があるはずです。

具体的にどういうものをお考えでしょうか?
大山さんのサイトで構想されているようなことでしょうか。

> 文学の衰退(もっといえば出版界の衰退)は、本というものに幻想を
> 持てなくなってしまった時代に起因していると思います。
>
> 文学を書くということに対して、人々は豊かな幻想を持っていたし、
> だから、ものをよく読みました。本は、世界をよりよくする為、己が
> 主体的にかかわってゆく為のツールだったはずです。そのようなネッ
> トワークを形作っている世界に対して、あこがれを人は持ち、そこに
> 繋がる為に、必死で努力しました。そこの繋がりの中で、自然文学(
> あるいは学問、知識)に対する需要が育まれていたはずです。
>
> まずは、ネットワーク上に幻想の文学世界を創ること、そうすれば、
> パブリというものは、なくて成らないものになります、絶対に。----

ということは、必ずしもパブリのような「電子書籍」の
形でなくともよい、ということですね。

竹中龍太
E-mail [email protected]

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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 19 Feb 2001 20:23:25 +0900
Subject: [ebook:00102] Re: 電子文庫パブリについて。

 竹中さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 パブリについての感想や意見はまた後でということで、まずはパブリの基礎
データを書いてみました。

電子文庫パブリ基礎データ
========================

 『電子文庫パブリ』は2000年9月1日にスタートした角川書店、講談社、光文
社、集英社、新潮社、中央公論新社、徳間書店、文藝春秋の出版大手8社が共
同で設立した電子文庫出版社会による電子書籍販売サイトです。

http://www.paburi.com/

 総合窓口という位置づけによる為、決済機能やインターフェースの一部を統
一している他は各社が独自のウェブサイトを持ち独立した書店として活動して
います。
 徳間書店と光文社ともう1社はパブリ開始以前から実際のサービスを独自に
開設していました。

 サーバや課金のシステムは既に音楽データ販売などで実績のあるmusic.co.j
pの物が利用されているようです。

 電子書籍のデータ形式も会社によって異なります。光文社と徳間書店がテキ
スト形式、中央公論新社がPDF形式、新潮社と角川書店と集英社と講談社がド
ットブック、文藝春秋はCXT形式という独自形式となっています。

 近々、当初の8社以外でも参加が可能になるという話しもあります。

$$

# 間違いがあったら、ぜひ教えて下さい。>みなさん
# またこれ以外の情報もぜひぜひ教えてください。

ウェブサイト『電子書籍という潮流』 http://www.renya.com/textware/
メールマガジン『電子書籍への誘い』 http://www.renya.com/textware/mailmag.htm
メーリングリスト『電子書籍への飛翔』 http://www.renya.com/textware/ml.htm
リンク集『電子書籍への道標』 http://www.renya.com/textware/link.htm
登録型リンク集『電子書籍への海図』 http://www.renya.com/textware/chart.htm

-- 
 Yoshino Munehiro with HP200LX at Suwa,Nagano
.../ [email protected] ICQ#55513384
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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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From: ooyamatatujinn 
Date: Tue, 20 Feb 2001 14:51:44 +0900
Subject: [ebook:00103] Re: 電子文庫パブリについて。

竹中様、皆様。

大山です。


>大山さま、はじめまして、竹中です。

こちらこそはじめまして。


>たとえば具体的にどういうところでしょうか。
>操作的な問題、書目などの内容的な問題、
>などでしょうか?

瑣末な問題も多々ありますが(テキストビューワーの不統合等)、あそこで何を売り
たいのか全く見えてこないというのが、一番の問題点だと思います。
冷静に考えてほしいのですが、あれがリアルワールドの本屋であったとしたならば、
誰が足を運ぼうと思いますか?(演説調で)
安いだけでは不十分、彼処でしか買えない、でも不十分です。


>> ネットワークの上で出版界を再現するのであれば、もっと愉快なアプ
>> ローチ方法があるはずです。
>
>具体的にどういうものをお考えでしょうか?
>大山さんのサイトで構想されているようなことでしょうか。

上で書いたこととも、関ってくるのですが、書く人はここでしか書けないものを書き、
売る人は、ここでしか売れないものを売る場所。義理や人情や流通やらでがんじがら
めの現実世界とは、別世界にしてしまえばいいのにと、僕なんかは素人ながらに考え
てしまいます。

話は変わりますが、近所の本屋さんで、同ジャンルの本を買い続けていたことがあり
ます。そんなことを続けているうちに、いつの間にやらそのジャンルの本棚が拡張さ
れていました。

そういう体験を「旬」という概念も取り入れつつ、ネット上で実現しようとしたのが、
「文学コロシアム」でもあります。(自画自賛)
自分の読書傾向にしたがって、適したデーターが送られてくるのは、便利ではあるけ
ど、どきどきはないと思います。


>ということは、必ずしもパブリのような「電子書籍」の
>形でなくともよい、ということですね。

はい。壁新聞が文学の復権のために有効な手段であるならば、多分僕は壁新聞を作る
でしょう。
今のところ(もう遅いのかもしれないけど)電子書籍は文学復権のためのツールにな
りうるかな、と思っています。

----------------------------
大山達人
[email protected]

クラモノ
http://www.cc.rim.or.jp/~asatte/
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Date: Tue, 20 Feb 2001 18:40:27 +0900
Subject: [ebook:00104] 電子文庫パブリ関係。
From: "Ryuta Takenaka" 

大山さま、みなさま。
竹中です。
ML拝見しました。

ます、「電子文庫パブリ」の問題点ですが、
>
> 瑣末な問題も多々ありますが(テキストビューワーの不統合等)、あそこで何を売り
> たいのか全く見えてこないというのが、一番の問題点だと思います。

まったく同感です。お店ではなく単なる目録状態ですね。
目録をめざすなら、点数がたくさんないと意味ないですね。
→作家の我孫子武丸さんが「e-NOVELSへの道」でパブリについてふれています。
http://www.e-novels.net/yomimono/enovels-way/042.html


> 話は変わりますが、近所の本屋さんで、同ジャンルの本を買い続けていたことがあり
> ます。そんなことを続けているうちに、いつの間にやらそのジャンルの本棚が拡張さ
> れていました。

貴重なこと、貴重な体験ですね。まさに読者をも巻き込んだ本(あるいは読書)の
コミュニティーのひとつのあり方だと思います。
それが本来の姿であるような気もします。

> 今のところ(もう遅いのかもしれないけど)電子書籍は文学復権のためのツールにな
> りうるかな、と思っています。

私もそう思います。いわゆる電子書籍だけでなく、ウェブサイトなど、
インターネットは何らかのかたちで文学復権のためのツールになりうるのでは
と思います。
そこで思ったのは作家の宮内勝典さんの試みです。
自らホームページを持ち、書き手の立場から「文学の復権」(宮内さんご自身の
言葉で言えば「文芸復興」ですが)を唱えています。
http://32.97.166.75/umigame/
→とくに「海亀日記」が参考になります。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 21 Feb 2001 21:39:03 +0900
Subject: [ebook:00105] 電子文庫パブリへの感想

 竹中さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.net(吉野宗大)です。

 パブリに対する現在の印象などを率直に書いてみました。ネットに対する時
間がなかなかとれないもので、あまりまとまっていませんが、現在のボクの考
え方です。

電子文庫パブリへの感想
======================
http://www.renya.com/textware/paburi.htm

2001年2月21日

不信感・不安感
--------------

 今の電子文庫パブリには著名な出版社が集まったプロジェクトにしてはなん
となく不安感というか不信感が拭えない所があるような気がします。
 なぜそう思うのか。いくつかの理由があると思います。その中で現在思いつ
いた物を書いてみます。

●連絡先メールアドレス不備

 パブリのウェブサイトを普通に見て回る範囲ではパブリとしての連絡先メー
ルアドレスを見つけることが困難といえると思います。オンラインショップを
利用する際に店主のメールアドレスがわかりやすく表記されていないショップ
で物を買いたいとは思いません。各出版社のサイトまでいくとほとんどの場合
連絡先メールアドレスが明記されていますが、パブリとしてのアドレスがなか
なか見つからないというのはどうしてもパブリ全体に対しての不安感に繋がっ
てしまいます。

●運営主体の不明確性

 各ページにある著作権表示は電子文庫出版社会となっていますが、この団体
の説明を見つける事が出来ませんでした。運営主体の説明が少なくともすぐに
見つけられないというのは責任の主体がすぐにはわからないということです。
これまた不安感を掻き立ててしまいます。

ショッピングモール
------------------

 パブリは出版大手8社が共同で設立した電子書籍専門のオンラインショッピ 
ングモールと言えると思います。

 有名商社や大メーカーが鳴り物入りで始めたオンラインショッピングモール
が低迷し、楽天市場が成功した物品販売のショッピングモールとパピレスが元
気でパブリに対してはあまりいい反応がないという関係はある意味よく似てい
るのではないかと思います。

 出版大手8社というのは言い換えると最終読者に接したことがあまりないと 
言えるかもしれません。出版社と読者の間には取次と書店という2枚の壁があ 
ります。今回のパブリのプロジェクトはその壁を取り払い、出版社が直接読者
と向き合えるようになりました。
 しかし、それが裏目にでているのではと感じます。つまり、店舗運営経験の
乏しさがでているような気がします。

データ形式の不統合
------------------

 現在パブリに参加する全8社の内、光文社と徳間書店がテキスト形式、中央 
公論新社がPDF形式、新潮社と角川書店と集英社と講談社がドットブック、文 
藝春秋はCXT形式という独自形式と3つのデータ形式でそれぞれが販売していま
す。

 これについてはボクは比較的肯定的な評価をしています。
 なぜならば、自分にとって使いにくい、利用価値の低いデータ形式で統一さ
れてしまうよりはこの方がずっといいからです。

色々ありますが…
----------------

 とにもかくにも大手出版社が電子書籍販売に乗り出したということは大きな
前進です。電子書籍販売時代が本格的に幕を開けるそんな予感を持たせてくれ
ます。

 また、毎週確実に販売冊数が増えているというのもこれから先に期待が持て
る要因の1つだと思います。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 21 Feb 2001 21:40:10 +0900
Subject: [ebook:00106] 何故電子書籍を読むのか

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 何故電子書籍を読むのかを考えてみました。うまく書けていませんが、とり
あえずアップします。

何故電子書籍を読むのか
======================

2001年2月21日

はじめに
--------

 ボクにとって電子書籍を読むという行為は紙の書籍を読むのとまったく同じ、
極々当たり前の事なのです。

読書が好き
----------

 まず第一に言えることは紙の書籍にしろ電子書籍にしろ本を読むのが好きと
いうこと。当然の事かも知れませんが、これがまず前提にあります。

 では、なぜ、紙の書籍ではなく電子書籍を読むのか。というと間違いになり
ます。ボクは電子書籍での読書も楽しみますし、紙の書籍での読書も楽しみま
す。別にどちらでもいいんです。楽しく読めれば。

利便性
------

 ところで、同じ小説が電子書籍と紙の書籍であった場合、電子書籍がテキス
トファイル形式だった場合にはおそらくボクは電子書籍版で読むと思います。
それは何故かといえば、ボクにとっては電子書籍の方が読みやすいからです。

 HP200LXというPalmtop PC上でLog Expressというソフトを使って読む。これ
がボクにとって最も読みやすいスタイルなのです。これですと、いつでもどこ
でも、ちょっとした細切れの時間でも読むことが出来ます。また、PDAとして 
便利にこのマシンを使っている為、荷物が余分に増えなくて済むという利点も
あります。そして、1度に何10冊分の電子書籍を持ち歩き、その時の気分によ 
って色々な物を読むことも出来ます。

発表の手段として
----------------

 自分で小説を書き上げて、これを1人でも多くの人に読んでもらいたいと思 
う。その時の手段として紙の書籍として出版社から公開するか自費出版をする
という方法よりも今のボクなら電子書籍として公開する道を選ぶと思います。
この方がずっと敷居が低いからです。少なくともrenya.comというウェブサイ 
ト上で公開する事は今のボクにとってはものすごく簡単な事です。どの様に多
くの人に読んでもらうかということは考えず、作品作りに専念出来るそんな環
境があるような気がします。

えっと
------

 思いつくままに書いてみました。うまくまとまっていませんが、こういう考
え方もあるなと思って頂ければと思います。

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Date: Fri, 23 Feb 2001 18:17:51 +0900
Subject: [ebook:00107] どうやって読むか。
From: "Ryuta Takenaka" 

れんや@ebookstyle.netさま

こんにちは。竹中です。
電子文庫パブリに対するご感想、
および、なぜ「電子書籍」を読むのか、
いずれもとても興味深く拝読いたしました。
ありがとうございます。

ぜひ取材記事を書く際の参考にさせていただきたいと思います。

たしかに運営主体の不明確な点などは問題ですね。
緩やかな連携とはいえ、会員になって電子本を買う、というシステム
である以上、その辺りは明確でないといけませんね。

> 出版大手8社というのは言い換えると最終読者に接したことがあまりないと
>言えるかもしれません。出版社と読者の間には取次と書店という2枚の壁があ
>ります。今回のパブリのプロジェクトはその壁を取り払い、出版社が直接読者
>と向き合えるようになりました。
> しかし、それが裏目にでているのではと感じます。つまり、店舗運営経験の
>乏しさがでているような気がします。

全くの同感です。

さてさて、電子書籍を読む際の利便性のお話しです。
>また、PDAとして
>便利にこのマシンを使っている為、荷物が余分に増えなくて済むという利点も
>あります。そして、1度に何10冊分の電子書籍を持ち歩き、その時の気分によ
>って色々な物を読むことも出来ます。

では、れんやさんは、ふだん電子書籍はPDAでお読みになっているのですね?
ダウンロード自体はパソコンで、ファイルを移し替えて、ですか?
また、お使いになっているPDAで「寝ころんで読む」ことは可能ですか?

どうもこのかんの取材などで、電子本を「寝ころがって読む」というのが
重要な要件になっているようなのです。
つまり、PDAまたはブックリーダーの普及です。


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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sat, 24 Feb 2001 18:10:32 +0900
Subject: [ebook:00108] Re: どうやって読むか。

 竹中さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

》では、れんやさんは、ふだん電子書籍はPDAでお読みになっているのですね?

 HP200LXという、PDAというか、H/PCというか、Palmtop PCというか、とにか
くそんなマシンで読む事が最も多いです。

http://www.renya.com/komono/lx.htm

 ちなみに、ebookstyle.netを含むrenya.com worldのほとんどのテキストは
このマシンで書かれ、サイトの管理はすべてこのマシンで行われています。

》ダウンロード自体はパソコンで、ファイルを移し替えて、ですか?

 ボクの場合はパソコンで落としてフラッシュカードにコピーしています。今
TVCMしているP-in Compactなんかを利用して直接ダウンロードしてもいいんで
すが、CATV常時接続環境のパソコンを使った方が便利ですから。

》また、お使いになっているPDAで「寝ころんで読む」ことは可能ですか?

 十分に可能です。というか、よくやっています。まあ、あお向けになると若
干苦しいですが、うつぶせで読むというのはよくやります。ほとんど文庫本感
覚ですね。紙の書籍よりも手を離しても紙が戻ったりする心配がない分、便利
なくらいかもしれないです。

》どうもこのかんの取材などで、電子本を「寝ころがって読む」というのが
》重要な要件になっているようなのです。
》つまり、PDAまたはブックリーダーの普及です。

 へ〜、それはおもしろいところに気がつきましたね。たしかにその通りかも
しれません。

 文庫本感覚で読むには寝ころがって読むにはパソコンはきついですからね。
パソコンで読むのはどちらかというとハードカバーを椅子に座りながら読むと
いうイメージでしょうか。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sat, 24 Feb 2001 18:11:11 +0900
Subject: [ebook:00109] Re: 参考まで(オンデマンド出版について)

 子安さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。
 投稿、どうもありがとうございます。レスポンスが遅くなり、申し訳ありま
せん。

》このたび弊社のサイト「トランスアート・オンライン・ショップ」を
》リニューアル・オープンするのに伴い、多少なりとも参考にして頂ける
》コンテンツとして、「オンデマンド出版」についてとりまとめてみました。

 大変充実した内容ですね。素晴らしいです。

》従来のリンク集ですと、ネットワーク上の情報はナビゲートできても、
》紙の情報が欠落してしまっているように思います。
》まだまだ紙のみの情報も多いので(ネットワーク上は有料だったり)、
》それらを両方とも網羅できないかと考えてつくったものです。

 情報収集をする上でまだまだ紙の書籍は手放せません。その紙の書籍へのリ
ンクが出来たらいいなというのは確かに思うところですね。

》(意外に活字になった本にも随分誤りが多いのがわかりました)

 これはその通りでしょうね。逆にウェブなどの方が逐次訂正されていいかも
しれないですね。…まあ、これは逆の問題もはらんでいますが。

》今後、テーマとしては、オンライン書店、オンライン読書なども
》考えています。

 こちらの方も期待しています。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 25 Feb 2001 18:57:31 +0900
Subject: [ebook:00110] vol.013 を発行しました

 2001年2月25日にメールマガジン『電子書籍への誘い』のvol.013を発行しま
した。またまたかなり間隔があいてしまいました…。

 記事の内容は以下のようになっています。

●Amazon Honor System
●Acrobat eBook Reader
●立ち読みシステムがAMD Awardを受賞
●EBNA設立
●BOLとAmazon
●まぐクリックがティアラオンラインを吸収
●All About Japanオープン
●インフォシークメーリングリストサービス開設

 さて、この中で1つだけこの記事を取り上げます。

●インフォシークメーリングリストサービス開設

 2001年2月22日に楽天の100パーセント子会社の株式会社インフォキャストが
運営するEasyMLなどが同じく楽天の100パーセント子会社である株式会社イン
フォシークのサービスと統合され、2001年3月1日からインフォシークメーリン
グリストサービスとして提供されることが発表されました。

 トップページのURLは変更されますが、現在登録しているアドレスなどの変
更は無用とのことです。

 ML『電子書籍への飛翔』はEasyMLを利用しているので、ちょっと感心があり
ます。

http://ml.infoseek.co.jp/
http://www.easyml.com/

 投稿アドレスなどの変更は今のところ無いようなので、特に問題はありませ
んが、今後InfoseekとEasyMLが一層融合していきそうですね。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Thu, 01 Mar 2001 21:31:07 +0900
Subject: [ebook:00111] BOOK-CHASE for Mobile

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 今回の書きこみは電子書籍関係のニュースと電子書籍とは直接関係ないけど、
ずっと追いかけているニュースの2つです。

●BOOK-CHASE for Mobile

 2001年2月26日にシャープ株式会社が(株)PHP研究所の電子書店のモバイル版
、BOOK-CHASE for Mobileを2001年3月1日からシャープスペースタウン内にあ
るザウルス文庫で展開すると発表しました。

 ブンコビューアを利用して閲覧するザウルス専用のサービスとなっています。

●Amazon.co.jpの配送料

 2000年11月のサービス開始以来キャンペーンということで送料無料を続けて
いたAmazon.co.jpですが、2001年3月1日から5,000円未満の場合には240円の送
料がかかるとのことです。

 一足先に2001年2月から送料無料を打ち切っていたBOL Japanは250円と10円
高い一方で3,500円以上で無料になるということで、Amazon.co.jpはちょうど
間をとったのかな。

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Date: Sun, 04 Mar 2001 21:01:59 +0900
From: 大賀暁 
Subject: [ebook:00112] セス・ゴードンのバイラルマーケティング

大賀@NECです。
「パーミション・マーケティング」を書いたセス・ゴードンが新しい試みを
行っています。

自分の書いた本「バイラル・マーケティング(邦訳名)」をamazonなど一般書
として販売するのと同時に、なんとPDFでどうどうと無料ダウンロードさせて
いるのです!

これは、まさに著者のいわんとするバイラルマーケティング(口コミの威力)
を実証する実験でもあると言えるわけです。口コミでサイト訪問が増加し、
ダウンロードの増加、その結果と書籍の売上に関係が見えれば電子出版の
計画を立てる上でとても重要なデータになりますよね。
ナップスターによる音楽ダウンロードがCD売上に与える影響とも関連して、
電子書籍の売り方に大きな示唆を与えてくれそうな企画だと思います。

#でも今回のは、初めてという意味で珍しさで成功しちゃうかもしれませんね。
#何冊か行われないともしかしたら正確には言い切れないかも。。。


Webでは「訪問者数・ダウンロード数と割合」などもリアルタイムに見ることが
できます。


それにしても大胆ですね。。。
なんか言葉足らずでまとまっていませんが、ちょっとビックリしたのでお知らせ
しました。みなさんもご覧になって見てください。
http://www.ideavirus-j.com/



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Satoru Oga / [email protected]

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 18 Mar 2001 17:15:58 +0900
Subject: [ebook:00113] Re: セス・ゴードンのバイラルマーケティング

 大賀さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。
 レスポンスが遅くてどうもすいません。

 バイラル・マーケティング、簡単に考えると口コミ効果かなと理解している
んですが、これについての詳しい事は別の場所に譲りながらもちょっと考えて
みたいと思います。

 一般の書籍が発売と同時にウェブ上でもその全文を読む事及びダウンロード
することが出来るというのはほとんど前例がない動きだと思います。
 また、英語の原著及び日本語翻訳版の両方共というのも大きな特徴の1つか
なと思います。

 閲覧もしくはダウンロード後に電子書籍版に対する課金システムはありませ
んから、販売のビジネスモデルとはいえないと思いますが、多くの人に自分の
作品を読んでもらいたいという思いをかなえる1つの手段かなと思います。

 サイトにある紹介システムの評判は送る側にも送られる側にも拒否反応が強
いのかなというのが感想です。それよりは今回の投稿のようにメーリングリス
トへの投稿や自分のウェブページやメールマガジンでの紹介といった方が口コ
ミ手段としては有効なんじゃないかなと思います。しかし、この紹介の場合は
それを証明するのが難しいかなと思います。

 この実験の結果がなんらかの形で公開されればいいなと思っています。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 18 Mar 2001 17:41:04 +0900
Subject: [ebook:00114] 電子書籍関係のニュース

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。
 ここ数週間にあった電子書籍関係のニュースをまとめておきたいと思います。

●Amazon.com Worldwide Digital Group

 米Amazon.comは2001年3月8日、電子書籍やデジタル音楽を取り扱う事業部門
Worldwide Digital Groupの設立を発表しました。

 また、Microsoft Readerに対応したオリジナル電子書籍出版を目的としたAt
Random.com Booksの設立も発表しました。

●ヴァーチャル作家プロジェクト

 株式会社ウェブリッシャーズが展開しているヴァーチャル作家プロジェクト
は2001年3月13日からヴァーチャル作家 真名哲也 作「虹色の島から  palm ed
ition」をソニースタイルドットコム・ジャパンで発売します。

http://weblishers.net/
http://www.virtual-sakka.com/mana/index.html
http://www.jp.sonystyle.com/

●Adobe Acrobat 5.0

 2001年3月12日に米Adobe SystemsはPDF作成ソフトの最新バージョンAdobe A
crobat 5.0を発表しました。

 英語版の発売は2001年第2四半期を予定しています。その他の日本語版やド
イツ語版なども英語版に引き続き同じ四半期に発売される予定です。

●東京国際ブックフェア2001

 東京国際ブックフェアは毎年4月に開催されている漫画から児童書、社会科
学書などに加え電子出版まで扱う世界中の出版物が一堂に介する日本最大のブ
ックフェアです。

 2001年は4月19日から22日までの日程で開催されます。ちなみに、一般公開
日は21日と22日です。
 会場は東京ビックサイトです。

http://web.reedexpo.co.jp/tibf/

 同時にデジタルパブリッシングフェア2001などの各種フェアが開催されます。

●電子新聞

 2001年3月7日、産経新聞が新聞そのものを電子配達するシステムを開発しま
した。

 これは普通の紙の新聞のレイアウトをそのままディスプレ上で読むことが出
来るというものです。

●バイラルマーケティング

 翔泳社から2001年2月28日に発売された『バイラルマーケティング』の全文
をPDF形式でウェブサイトから無償ダウンロードするかHTMLファイルでそのま
まウェブ上で読む事が出来ます。
 これは自分自身でアイディアバイルスの考え方を実証する事を目的としてい
ます。

 原著作者のセス・ゴーディン氏はパーミッションマーケティングの著者です。
 訳者は大橋禅太郎氏です。

http://www.ideavirus-j.com/
http://www.ideavirus.com/

●Online Novel Magazine

 2001年3月13日にオンライン小説専門サーチエンジンのNovelSearchが新しく
Online Novel Magazineを創刊しました。

http://www.novelsearch.net/

●コンテンツワーク株式会社

 2001年3月14日、1997年設立の富士ゼロックスのBookParkを母体としたオン
デマンド出版サービスなどを手がける新会社コンテンツワークス株式会社を設
立し2001年3月15日から営業を開始すると発表しました。
 資本金2億円の出資者は講談社、小学館、富士ゼロックスがそれぞれ30パー
セント、及びマイクロソフト10パーセントとなっています。

http://www.contentsworks.co.jp/
http://www.bookpark.ne.jp/

●新型CLIE発表

 2001年3月14日、ソニーマーケティングはPalm OS搭載のPDAシリーズCLIEの
『PEG-S500C』『PEGS300』に続く新機種『PEG-N700C』を2001年4月7日に発売
すると発表しました。

●フレッシュアイ - 電子書籍

 いつからスタートしたかわかりませんが、Bitway-booksをコンテンツとする
フレッシュアイ - 電子書籍というサービスがスタートしていました。

http://www.fresheye.com/books/

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 Yoshino Munehiro with HP200LX at Suwa,Nagano
.../ [email protected] ICQ#55513384
../ http://www.ebookstyle.net/

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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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Date: Wed, 21 Mar 2001 10:38:32 +0900
From: Teruo Naka 
Subject: [ebook:00115] 電子出版契約に関する留意点

ごぶさたしています。
浮世絵です。

私のサイト「うきうき書房 On-Line」のコラム「デジタル時代
と小説家」でも紹介しましたが、日本ペンクラブ電子メディア
対応研究会が、電子出版契約における著作者側の留意点を列挙
したメモを作成しました。

既存の出版業界における著者と出版社の関係がうかがえて、な
かなか興味深い内容になっています。
読んでいてい、電子書籍の潮流は、やはり著者の側から起きて
いくのだろうなと、私には思えました。

ペンクラブのサイトでもじきに公開されると思いますが、まだ
のようなので、お急ぎの方は、『作家秦恒平の文学と生活』
(http://www2s.biglobe.ne.jp/%7Ehatak/)
の「私語の刻」へどうぞ。三月一五日分で紹介されています。

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仲 晃生(Teruo Naka)
☆ 春来たりなば、知的にエンタテイメント ☆
      うきうき書房の仰天小説!
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◎投げ銭フリマへVAMOS!!
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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 21 Mar 2001 21:42:34 +0900
Subject: [ebook:00116] Palm Inc. が peanutpress. comを買収

 みなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

●Palm Inc.がpeanutpress.comを買収

 2001年3月19日、米Palm Inc.はPalm OS向けの電子書籍販売会社の米peanutp
ress.com社を買収する事を発表しました。

 従来netLibrary社の100パーセント子会社だったpeanutress.com社といえば
スティーブン・キングの電子書籍販売などの際にも親会社と共に顔をだした米
国における電子書籍のキープレーヤーの1社です。米国の主要な出版社と提携
関係があり、現在およそ2000タイトルの電子書籍を販売しています。
 Palm Inc.は今後peanutpress.comをwww.palm.com/ebooks/の元で新規に設立
されるPlam Digital Media部門に組み込み、Palm OS上で動く専用のPeanut Re
aderをPalm ReaderとしてPalm OS 3.0以降に対応させると共に同日発表された
新機種m500/m505にバンドルする予定でいます。また、Microsoft社のPocket P
Cにも従来通り対応予定です。

 世間的には同日に発表されたm500/m505に注目が集中していますが、電子書
籍界にとって今回の買収は結構大きなものだと思います。
 現在世界のPDA市場でNo.1といわれているPalmデバイスで電子書籍がもっと
簡単に読めるようになるというのはわくわくする物があります。

 電子書籍が重要なコンテンツであるという認識のもと、ハードを売るにはま
ずソフトから。今回の買収はこの原則を如実に表した動きだと思います。

peanutpress.com: Palm Acquires Peanut Press
http://www.peanutpress.com/pressrelease.cgi/20010319acquire/

http://www.palm.com/ebooks/

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 21 Mar 2001 22:31:25 +0900
Subject: [ebook:00117] Japanese Text Initiative

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 2001年3月17日の朝日新聞のウィークエンド経済に掲載された野口悠紀雄氏
のコラム『ネットの「文化インフラ」整備を』を読んだ人の感想をいただけた
らと思います。

http://www.asahi.com/market/issin/noguchi9.html
http://www.noguchi.co.jp/archive/change/ch010317.html

 ちなみに、この中で紹介されているJapanese Text Initiativeというサイト
はたしかに大変すばらしいと思います。

http://etext.lib.virginia.edu/japanese/index.html

 すいません、ボク自身はまだちょっと考えを整理中です。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 21 Mar 2001 22:32:48 +0900
Subject: [ebook:00118] 電子書籍関連ニュース

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

●Palm m500/m505発表

 2001年3月19日、米Palm Inc.はPalm Vの後継機となるPalm m500及びPalm m5
05の2機種を発表しました。発売は2001年4月の予定です。

 電子書籍閲覧ソフトPalm Readerをバンドルの予定です。

●ウェブの書斎

 2001年3月19日に大日本印刷株式会社は出版物をデジタルデータ化してダウ
ンロード販売する電子書籍とサイトからの注文に応じて1冊から印刷するオン
デマンド本の2種類の形態の出版コンテンツ販売サイト『ウェブの書斎』を200
1年3月21日正午から開設すると発表しました。

http://www.dnp.co.jp/
http://www.shosai.ne.jp/

●徹底活用「オンライン読書」の挑戦

 2001年3月16日、株式会社ボイジャーが運営するオンライン電子書籍販売サ
イト『理想書店』で晶文社から発売されている津野海太郎・二木麻里編の『徹
底活用「オンライン読書」の挑戦』が電子書籍として販売されます。

 紙の書籍では1800円のところ、容量は約1.4MBのドットブック版の電子書籍
は1300円となっています。

http://www.voyager.co.jp/dotbook/books/

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From: "morimine" 
Subject: [ebook:00119] Re: Japanese Text Initiative
Date: Thu, 22 Mar 2001 06:37:43 +0900

おはようございます。森峰あきらです。さっそくチェックしてみましたが、びっくり
しました。

>  ちなみに、この中で紹介されているJapanese Text Initiativeというサイト
> はたしかに大変すばらしいと思います。
>
> http://etext.lib.virginia.edu/japanese/index.html

いやあ、これにはびっくりしました。万葉集から漱石まで。とくに、古典がすごいで
すね。青空文庫では、校訂権の問題があって、万葉などの古典は、収録しない方針ら
しいですが、ここは、それがありますよねえ。びっくりしました。


ねこによろしく。(^^)/

森峰あきら@豆の木書店
──  ──  ──  ──
★児童文学専門の電子本出版・販売 
豆の木書店
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http://go.quick.to/mamenoki






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From: Yoshino Munehiro 
Date: Thu, 22 Mar 2001 21:43:02 +0900
Subject: [ebook:00120] Re: 電子出版契約に関する留意点

 浮世絵さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 既存の出版業界に対する閉息感から電子書籍の世界へ飛び込む著者というの
はこれからも増えていくと思います。そういう点で、電子書籍の潮流が著者の
側から起きるというのはその通りだと思います。
 ただ、著者の側からだけではないとも思っています。

 今は国も銀行もお客としての国民というものを考えていないという意見があ
りますが、一方でお客としての読者の事を著者というその本の世界においては
国にも神にもなれる人がどこまで考えてくれているのだろうという思いが自分
の中にどうしてもあります。

 このメモはペンクラブのものということで当然かもしれませんが、電子書籍
用というよりは紙の書籍を出版社を経由して販売する際に電子書籍に関しても
留意してくださいねというのがメインのものですね。
 著作者が自分の作品をもっと自由に扱えるようにならないといけないという
のはその通りかなと思います。

 ちなみに、内容とは関係なく技術的な問題になってしまいますが、機種依存
文字を使わないでくれ〜と思いました。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Thu, 22 Mar 2001 21:52:00 +0900
Subject: [ebook:00121] Re:Japanese Text Initiative

 森峰あきらさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

>> http://etext.lib.virginia.edu/japanese/index.html
>
>いやあ、これにはびっくりしました。万葉集から漱石まで。とくに、古典が
すごいで
>すね。青空文庫では、校訂権の問題があって、万葉などの古典は、収録しな
い方針ら
>しいですが、ここは、それがありますよねえ。びっくりしました。

 はい。ボクもここのサイトは今までまったく知らなかったので、本気でびっ
くりしました。こういうサイトがあるから電子書籍巡りはやめられません。

>★児童文学専門の電子本出版・販売 
>豆の木書店

 豆の木書店、訪れさせていただきました。
 サイトデザインがとてもわかりやすく、また読みやすく好感が持てました。
 メールでTTZ形式の電子書籍を送るという形式、大変おもしろいなと思いま
した。ぜひがんばってください。

 リンクを張らせていただこうと思います。よろしくお願いします。

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Date: Fri, 23 Mar 2001 02:41:07 +0900
From: Teruo Naka 
Subject: [ebook:00122] Re2: 電子出版契約に関する留意点

 れんやさん、こんばんわ。浮世絵です。

 たしかに、丸つき数字とかローマ数字とか、禁じ手満載の文書でしたね。
 印刷してみて、(日)と(月)がまる1とまる2だったので、まる7はおそらく
(土)、ではまる8は? と、下らぬことを考えてしまいました(^^;)。

 さて。
 私が電子書籍の潮流は著者から始まると考えたのは、ペンクラブのこの文
書を読んで、出版社と著者の間の荒んだ関係を垣間見たと思ったからです。
どうも曖昧なまま、出版権を出版社側に囲い込まれているケースが少なくな
いんじゃあるまいかと。

 著作者の出版社への「服属」だか隷属だかへの問題意識は、「留意点」を
まとめた集まりの座長である秦氏にはずっとあったようで(だからこそ、十
数年にわたって自作の絶版本を自分で印刷製本し、読者へ直接配本しつづけ
てこれたのでしょう)、去年の『季刊 本とコンピュータ』のインタビュー
でも触れられていました。
 その記事を読んだ時はピンとこなかった出版界の実情が、この「留意点」
からはっきりと透けて見えた気がしました。

 もちろんそんなあこぎな話ばかりではないでしょうけど、著者と出版社の
両者を見比べた時、著者の方が現状から脱出しようという意欲を強く持つの
ではないか、そしてその向かう先には電子書籍があるのではないか、との思
いを強くしたわけです。
 腕の立つ著作者が怒涛のごとく電子書籍に流れ込めば、良質の作品もどっ
と増え、その潮流は読者を巻き込んで一気に速まり、拡大していくのではな
いか、とも。
 期待以上の何ものとも言えないですが(^^;)。

 読者のことをどれだけ考えているかは、まあ、著者であれ出版社であれ、
人それぞれ、各社それぞれでしょう。面白い、中味の充実した本を作りたい
と考えている著者、編集者もいれば、中味はともかく売れればいいと考えて
いる人もいるでしょうし。安価で提供することこそが読者のためだと考えて
いる人もたぶんいるでしょう。

 ところで、どれだけ相手のことを考えているかという話は、視点を変える
と泥沼になります。
 例えば、読者が小遣い節約のために図書館で本を借りると、その分だけそ
の書籍の売上げが減り、その著者の作品の刷部数が次回以降減ってしまい、
印税収入もダウンしていくのではないか。10%かそこらの印税率で、著者が
どれほど稼げていると思っているのか。読者って著者の懐具合のことをはた
して少しでも考えてくれているのだろうか。広告収入で成り立っている地上
波テレビなんかと同レベルにしか思ってくれていないんじゃあるまいか……
等など。

 なんだか気分が落ち込んできました(; _;)。
 もう寝ます。おやすみなさい。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Tue, 27 Mar 2001 23:53:01 +0900
Subject: [ebook:00123] Re: 電子出版契約に関する留意点

 浮世絵さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

》 たしかに、丸つき数字とかローマ数字とか、禁じ手満載の文書でしたね。
》 印刷してみて、(日)と(月)がまる1とまる2だったので、まる7はおそらく
》(土)、ではまる8は? と、下らぬことを考えてしまいました(^^;)。

  読んだマシンのフォントがたまたま機種依存文字に対応していなかったの
で、表題の数字が文章を読み解く上で結構重要だったので、困りました。
 正式にアップされる際には直っているといいな〜。

》 私が電子書籍の潮流は著者から始まると考えたのは、ペンクラブのこの文
》書を読んで、出版社と著者の間の荒んだ関係を垣間見たと思ったからです。
》どうも曖昧なまま、出版権を出版社側に囲い込まれているケースが少なくな
》いんじゃあるまいかと。

 たしかに、そういうことはあるでしょうね。
 ボクが電子書籍に興味を持ったのも自分自身の作品の発表の手段というのが
先ですから、電子書籍をだしやすい雰囲気がより一層出てくればいいなと思っ
ています。
 出版社との関係というのが自分ではあまり意識出来ないので、どうしてもこ
の手の話は自分でわかる読者の視点から見てしまいます。

》 もちろんそんなあこぎな話ばかりではないでしょうけど、著者と出版社の
》両者を見比べた時、著者の方が現状から脱出しようという意欲を強く持つの
》ではないか、そしてその向かう先には電子書籍があるのではないか、との思
》いを強くしたわけです。
》 腕の立つ著作者が怒涛のごとく電子書籍に流れ込めば、良質の作品もどっ
》と増え、その潮流は読者を巻き込んで一気に速まり、拡大していくのではな
》いか、とも。
》 期待以上の何ものとも言えないですが(^^;)。

 たしかに。今の出版社の動きを考えますと、ほとんどの出版社にはあまり期
待出来ないかもと思ってしまいます。
 で、出版社が駄目だとすると期待は作者にかかりますね。

》 読者のことをどれだけ考えているかは、まあ、著者であれ出版社であれ、
》人それぞれ、各社それぞれでしょう。面白い、中味の充実した本を作りたい
》と考えている著者、編集者もいれば、中味はともかく売れればいいと考えて
》いる人もいるでしょうし。安価で提供することこそが読者のためだと考えて
》いる人もたぶんいるでしょう。

 そうですね。色々な考え方があると思います。

 その色々な考え方の1つですが、読者にとっての便利さの中で値段に関して
は重要な要素の1つではありますが、最重要の要素ではないと思います。それ
よりも読みやすさの方が大事だとボクは考えています。
 T-Timeになれている人にはTTZ形式が便利で読みやすいと思いますが、仕事
でPDFファイルに慣れ親しんでいる人はAcrobat Readerが便利で読みやすいと
思います。また、窓の中の物語で読むのに慣れている人にはテキストファイル
形式がいいでしょうし、ひょっとしたらMicrosoft ReaderやPalm Reader(はま
だでていませんね^^;)が読みやすいという人もいるかもしれません。複数の選
択肢の中から読者が自分にとって1番便利なタイプを選択できるような仕組が
欲しいなと思います。
 選ぶ基準を持っていない人に対して作者のお薦めのツールはこれですよとい
うのは必要だと思いますが。

 また、読者の感想や批評を真摯に聞くことも大事だと思います。プライドや
信念を持つこともとても大事ですが、自分の作品が評価されないのは評価する
側に見る目がないという考え方は売れないのはお客が悪いんだという武士の商
売のようなものだと思います。

 う〜ん、なんか話しがずれてきているような気がします。(^^;

》 ところで、どれだけ相手のことを考えているかという話は、視点を変える
》と泥沼になります。
》 例えば、読者が小遣い節約のために図書館で本を借りると、その分だけそ
》の書籍の売上げが減り、その著者の作品の刷部数が次回以降減ってしまい、
》印税収入もダウンしていくのではないか。10%かそこらの印税率で、著者が
》どれほど稼げていると思っているのか。読者って著者の懐具合のことをはた
》して少しでも考えてくれているのだろうか。広告収入で成り立っている地上
》波テレビなんかと同レベルにしか思ってくれていないんじゃあるまいか……
》等など。

 あはは。そういうことはあるかもしれませんね。たしかに難しい問題ですね。
 ただ、文庫が1000円近くなっているのはちょっと勘弁してもらいたな〜とい
う気持ちがあります。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Tue, 27 Mar 2001 23:54:52 +0900
Subject: [ebook:00124] デイリーリサーチ

●デイリーリサーチ

 インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントによる大日本印刷
のウェブの書斎サービス開始を受けてのJapan.internet.comのデイリーリサー
チ(2001年3月22日にインターネット利用者300人に対する調査)によると電子書
籍を利用したいと考えている人は約5割、利用したい形式としてはテキスト形
式が約5割、HTMLが約3割、PDFが約1割などとなっています。

http://japan.internet.com/research/20010323/1.html

 調査母体及び調査方法が詳しくはわからないので一概には言えませんが、利
用したいデータ形式の内テキスト形式がおよそ半数を占めているのには、普段
電子書籍の話しをする際にはテキスト形式派というのはどうも小数派のイメー
ジがあったので、正直驚きました。
 また、HTMLとの合計で見ますとおよそ8割の人が汎用的なデータ形式を望んで
いるということになります。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Wed, 28 Mar 2001 00:01:27 +0900
Subject: [ebook:00125] 投稿先アドレス変更

 ML『電子書籍への飛翔』のみなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

●投稿先アドレス変更

 2001年3月26日に株式会社インフォシークは先に『インフォシークメーリン 
グリストサービス』としてサービスを統合したEasyMLのドメイン名の変更を同
年3月29日の午後2時から行うと発表しました。

 今回の変更に伴い、『電子書籍への飛翔』の場合、投稿アドレスはebook@a2
.easyml.comから[email protected]に、オーナアドレスはebook-own
[email protected]から[email protected]に、コマンド送信先
アドレスは[email protected]から[email protected].
co.jpに、それぞれ変更になります。

 一定期間の間は従来のeasyml.com宛でも自動的に新アドレスに転送されるそ
うです。ただし、出来るだけ早めに新アドレスへの変更をお願いします。

 さて、今回のドメイン名の変更は、楽天によるインフォシークてこ入れの一
環だと思いますが、今回のいきなりの変更はサービス統合当初の話しと違って
いるのではないかと思い、憤りを感じます。
 自動転送の期間も一定期間というのがどの程度なのか明らかでないのですが
。少なくとも最低期間は定めてもらいたいものです。

 たしかにこの変更の結果infoseek.co.jpの露出度は増加すると思います。し
かし、a2.easy.comに比べ、ml-a2.infoseek.co.jpは長くて不便というのが率直
な気持ちです。

 とはいえ、便利なサービスを利用させてもらっている以上は仕方がないことな
のかもしれませんね。

 すでに個別にインフォシークからメールが送られているかもしれませんが、
申し訳ありませんが、メーラの振分け等をアドレスでやっている方は変更をお
願いします。

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Date: Wed, 28 Mar 2001 09:54:29 +0900
From: Teruo Naka 
Subject: [ebook:00126] Re: 電子出版契約に関する留意点

れんやさん、おはようございます。浮世絵です。

>  読んだマシンのフォントがたまたま機種依存文字に対応していなかったの
>で、表題の数字が文章を読み解く上で結構重要だったので、困りました。
> 正式にアップされる際には直っているといいな〜。

 直ってなかったです(;_;)。
http://www.mmjp.or.jp/japan-penclub/iin_denshi/010321.html

> その色々な考え方の1つですが、読者にとっての便利さの中で値段に関して
>は重要な要素の1つではありますが、最重要の要素ではないと思います。それ
>よりも読みやすさの方が大事だとボクは考えています。
> T-Timeになれている人にはTTZ形式が便利で読みやすいと思いますが、仕事
>でPDFファイルに慣れ親しんでいる人はAcrobat Readerが便利で読みやすいと
>思います。また、窓の中の物語で読むのに慣れている人にはテキストファイル
>形式がいいでしょうし、ひょっとしたらMicrosoft ReaderやPalm Reader(はま
>だでていませんね^^;)が読みやすいという人もいるかもしれません。複数の選
>択肢の中から読者が自分にとって1番便利なタイプを選択できるような仕組が
>欲しいなと思います。
> 選ぶ基準を持っていない人に対して作者のお薦めのツールはこれですよとい
>うのは必要だと思いますが。

 そうですね。私も販売を始めてしばらくしてから、選択肢をできるだけたくさ
ん提供すべきかもと気付いたのですが、諸々の事情でまだ実現できていません。

 別メール(Sub : デイリーリサーチ)の件ですが、関連するので一緒に話をさ
せていただくと:
 電子書籍への期待は予想以上ですが、利用したい形式はテキスト形式が約5割、
HTMLが約3割、PDFが約1割とは……。
 PDFでさえ、10人に1人程度なんですね。
 テキスト、HTMLが多いのは、プリントして読むからかPDAで読むからか。あ
るいはどんな機種、どんなバージョンでも読めるという安心感からか。悩みどこ
ろがうっすらと見えてきた気がします。
 間もなく登場する ebook Reader がこの数字に影響を与えるか否かにも興味
があります。
 内容の同一性にこだわる私としては、PDFやT-Time、エキスパンドブックの
活躍を期待したいところです。

> また、読者の感想や批評を真摯に聞くことも大事だと思います。プライドや
>信念を持つこともとても大事ですが、自分の作品が評価されないのは評価する
>側に見る目がないという考え方は売れないのはお客が悪いんだという武士の商
>売のようなものだと思います。

 そうなんですよね。このあたりの加減は難しいけれど、読者が読んでくれてこ
その作品ですから、読者の視点、感想はすごく重要です。
 個人的には、読者と作者がお互いに媚びたり偉ぶって拒絶しあったりするので
はなく、作品を間に挟んで火花を散らし、双方が変わったり変わらなかったりす
る、そんな(ややこしい?)関係にたどりつければなあと夢見ているのですが、
まだまだ私、修業が足りません(;_;)。

> あはは。そういうことはあるかもしれませんね。たしかに難しい問題ですね。
> ただ、文庫が1000円近くなっているのはちょっと勘弁してもらいたな〜とい
>う気持ちがあります。

 「これは高い!」と意見するのは当然のこととしても、中味が価格に見合って
いればよしとしましょうよ。
 懐を見て、涙しているとしても(^^;)。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Thu, 29 Mar 2001 22:34:15 +0900
Subject: [ebook:00127] Re: 電子出版契約に関する留意点

 浮世絵さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

> 直ってなかったです(;_;)。
>http://www.mmjp.or.jp/japan-penclub/iin_denshi/010321.html

 今は直っているようですね。直した方がいいよという話しがいったのかな。

> 電子書籍への期待は予想以上ですが、利用したい形式はテキスト形式が約5割、
>HTMLが約3割、PDFが約1割とは……。
> PDFでさえ、10人に1人程度なんですね。

 いや、この結果には驚きました。この結果だけを見て論ずるのは危険ですが、
インターネットユーザ300人という調査対象がデータ形式についての質問に回 
答出来る人達ということである程度パソコンの利用に慣れた人達はこう考える
のかなと思います。

> テキスト、HTMLが多いのは、プリントして読むからかPDAで読むからか。あ
>るいはどんな機種、どんなバージョンでも読めるという安心感からか。悩みどこ
>ろがうっすらと見えてきた気がします。

 そうそう。安心感というのが大きいですね。Microsoft Readerで実際に起き
たように独自形式だと将来、しかも10年とかではなく数年、この電子書籍を読
むことが出来るかという不安感がどうしてもつきまとってしまいますから。

 あと、普段から慣れ親しんでいるものという安心感もあるのかもしれません
ね。

> 間もなく登場する ebook Reader がこの数字に影響を与えるか否かにも興味
>があります。

 そういえば、Microsfot Readerの日本語版がそろそろのはずですね。去年紀
伊國屋書店との提携を発表して以来表立っての動きはないな〜。

> 内容の同一性にこだわる私としては、PDFやT-Time、エキスパンドブックの
>活躍を期待したいところです。

 オリジナリティの確保というのはたしかにありますね。
 ところで、自分でやったことがないのでよくわからないんですが、PGPなど 
の電子署名でその役割を果たすことは出来ないかなと考えているんですが、ど
う思いますか。

> 個人的には、読者と作者がお互いに媚びたり偉ぶって拒絶しあったりするので
>はなく、作品を間に挟んで火花を散らし、双方が変わったり変わらなかったりす
>る、そんな(ややこしい?)関係にたどりつければなあと夢見ているのですが、

 そうですね。そして、そういう読者をがっちりと掴む作品作りが大事という
ことかなと思います。

> 「これは高い!」と意見するのは当然のこととしても、中味が価格に見合って
>いればよしとしましょうよ。

 ハードカバーと文庫本の値段の差が縮まっていないか〜ということです。と
いうか、昔500円以下だった物がどんどん上がっているな〜とそう思って。(^^;

 これって、流通コストがかからないんだから、電子書籍はもっと安く出来る
はずだというのと同じ考えなのかな。

> 懐を見て、涙しているとしても(^^;)。

 ボクの場合、これは本当に、涙、涙、です。(^^;

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 Yoshino Munehiro with HP200LX at Suwa,Nagano
.../ [email protected] ICQ#55513384
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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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Date: Fri, 30 Mar 2001 01:04:28 +0900
From: Teruo Naka 
Subject: [ebook:00128] Re: 電子出版契約に関する留意点

 れんやさん、こんにちは。浮世絵です。

>  > 直ってなかったです(;_;)。
>>http://www.mmjp.or.jp/japan-penclub/iin_denshi/010321.html
>
> 今は直っているようですね。直した方がいいよという話しがいったのかな。

 よかったです。指摘のメールを出さずにいて(^^;)。

> オリジナリティの確保というのはたしかにありますね。
> ところで、自分でやったことがないのでよくわからないんですが、PGPなど
>の電子署名でその役割を果たすことは出来ないかなと考えているんですが、ど
>う思いますか。

 えっと、申し訳ありません。無知をさらすことになりますが、PGPの電子署名
自体がわかりません。どこかで使ったことがあるような気はするのですが、気の
せいかも知れないし。

> ハードカバーと文庫本の値段の差が縮まっていないか〜ということです。と
>いうか、昔500円以下だった物がどんどん上がっているな〜とそう思って。(^^;

 言われてみれば、ハードカバーと文庫本の価格差が縮まっている感じはします
ね。ハードカバーが安すぎるのか、文庫本が高すぎるのか。価格設定に謎を覚え
ます。

> これって、流通コストがかからないんだから、電子書籍はもっと安く出来る
>はずだというのと同じ考えなのかな。

 同じ考えかはわかりませんが、最初から電子書籍として作りこんだものなら、
システムの構築とかメンテナンスのコストはあるとしても、物理的な形にする
よりははるかに安く提供できると思います。流通費用も少なくてすみますし。
 絶版本とか、デジタルデータが残っていないものは、OCRやら入力やらから
始めねばならないので、比較的高くなるでしょうか。



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From: Yoshino Munehiro 
Date: Fri, 06 Apr 2001 19:35:50 +0900
Subject: [ebook:00129] casio.co.jp からのリンク

 みなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

●casio.co.jpからのリンク

 カシオのPalm-size PC、CASSIOPEA E-700のサイトの中にある関連リンク集の
中のオンライン誌/メールマガジンのリンク集の中で『電子書籍という潮流』が
取り上げられています。

http://www.casio.co.jp/pocketpc/e700/link/magazine.html
http://www.casio.co.jp/hpc/link/body.html

 ちょっと、びっくりしました。

 うれしいことに、PDAを語る際時には電子書籍は欠かすことの出来ない存在
になってきているようですね。

 ちなみに、『電子書籍という潮流』に来られる方はGoogle経由というのがか
なり多いようです。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Fri, 06 Apr 2001 19:36:46 +0900
Subject: [ebook:00130] beenz.com

 みなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 電子書籍には直接関係ありませんが、サービス開始時には決済方法の1つと 
して使えないかとおもい、『電子書籍への誘い』でも紹介したので、こちらに
も投稿しておきます。

●ビーンズ・ドット・コム・ジャパン、サービス停止

 米beenz.comの日本法人株式会社ビーンズ・ドット・コム・ジャパンは2001 
年4月19日で日本語によるサービスを停止すると発表しました。
 2000年6月のサービス開始以来1年に満たない期間でサービス停止に追い込ま
れました。

 今まで貯めていたポイントは世界のbeenz.comで利用出来るとの事です。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 09 Apr 2001 21:12:58 +0900
Subject: [ebook:00131] ニュース 3 点

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

●PDFinder Basic KIT3.0

 2001年4月6日から株式会社言語工学研究所が開発したAdobe Actobat用プラ
グイン、PDF高速全文検索システムPDFinder Basic KIT3.0を株式会社アスクが
発売します。
 価格は5万2000円となっています。

http://www.ask-digital.co.jp/product/biz/pdf_b3/top.html

●電子新聞サービス

 世界日報社は2001年4月1日から新聞紙面をPDF形式にして配布する電子新聞
を正式にスタートします。

 2000年11月15日から試験的に行っていた際には正午頃公開されていたものを
午前8時には公開するとのことです。
 1日分で5MBから6MBとけして小さいとは言えないファイルサイズになるため、
ブロードバンド対応を銘打っています。

http://www.worldtimes.co.jp/wnet/bignews/epaper.html

●パブリがメルマガ

 電子文庫パブリのトップページにあるパブリニュースによると2001年4月13
日から毎週金曜日にパブリの最新情報などが掲載されるメールマガジンを発行
するそうです。

http://www.paburi.com/

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 09 Apr 2001 21:17:14 +0900
Subject: [ebook:00132] Re: 電子出版契約に関する留意点

 浮世絵さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

> よかったです。指摘のメールを出さずにいて(^^;)。

 素早く訂正されてよかったです。

> えっと、申し訳ありません。無知をさらすことになりますが、PGPの電子署名
>自体がわかりません。どこかで使ったことがあるような気はするのですが、気の
>せいかも知れないし。

 あはは。ボクも話しだけで使ったことがないのですよ。申し訳ない。
 説明するまでにちょっと時間をください。(^^;

> 絶版本とか、デジタルデータが残っていないものは、OCRやら入力やらから
>始めねばならないので、比較的高くなるでしょうか。

 どうでしょう。企業が仕事として行うOCRの手間がどの程度かわかりません
が、1度デジタルデータにしてしまえばあとはいくらでも応用が効くので、極
端に高くなることはないと思いっています。
 とはいえ、あまり部数が伸びない物はその分を転嫁すると高くなるのかなと
も思います。
 それでも、紙の書籍版よりは押さえられると思いますが。

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Date: Mon, 9 Apr 2001 23:40:31 +0900
From: Teruo Naka 
Subject: [ebook:00133] Re: 電子出版契約に関する留意点

 れんやさん、こんばんは。浮世絵です。

>  > えっと、申し訳ありません。無知をさらすことになりますが、PGPの電子署名
>>自体がわかりません。どこかで使ったことがあるような気はするのですが、気の
>>せいかも知れないし。
>
> あはは。ボクも話しだけで使ったことがないのですよ。申し訳ない。
> 説明するまでにちょっと時間をください。(^^;

 検索エンジンで検索し、PGPに関するとあるサイトにたどり着いたのですが、英
語オンリーのサイトだったので、どこまで正確に理解できたか心もとないです(^_^;)。
 まだ実験中の方式であり、核心は隠してある(?)との印象を受けたのですが、きっ
と読み違いでしょう(;^_^)。


>  > 絶版本とか、デジタルデータが残っていないものは、OCRやら入力やらから
>>始めねばならないので、比較的高くなるでしょうか。
>
> どうでしょう。企業が仕事として行うOCRの手間がどの程度かわかりません
>が、1度デジタルデータにしてしまえばあとはいくらでも応用が効くので、極
>端に高くなることはないと思いっています。
> とはいえ、あまり部数が伸びない物はその分を転嫁すると高くなるのかなと
>も思います。
> それでも、紙の書籍版よりは押さえられると思いますが。

 たしかに。
 物理的な部分の費用がない分、紙版よりは安くできるはず。
 この点でも、電子書籍には期待が持てます。
 鍵はやはり、リーダー(読書装置)でしょうか。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 15 Apr 2001 21:36:15 +0900
Subject: [ebook:00134] Re: 電子出版契約に関する留意点

 浮世絵さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。
 レスポンスが遅くなり、すいません。

> 検索エンジンで検索し、PGPに関するとあるサイトにたどり着いたのですが、英
>語オンリーのサイトだったので、どこまで正確に理解できたか心もとないです(^_^;)。
> まだ実験中の方式であり、核心は隠してある(?)との印象を受けたのですが、きっ
>と読み違いでしょう(;^_^)。

 えっと、PGPというのはPretty Good Privacyの略でフィル・ジマーマン氏が
開発した公開鍵暗号方式の暗号化及び復元を行うソフトウェアです。

 公開鍵暗号方式というのは暗号化する鍵と復元する鍵が別々にあり、Aとい
うキーワードで暗号化した文章はA'というキーワードで復元出来、A'というキ
ーワードで暗号化した文章はAというキーワードで復元できるというものです。

 で、AかもしくはA'のどちらかを公開し、もう片方を秘密にしておくことで
、共通のキーワードを使って暗号化と復元を行う共通鍵暗号方式に比べ、安全
性が向上したというものです。

 使い方としては、公開鍵を知っている人に暗号化した文章を送りたい場合、
相手の公開鍵で暗号化します。すると、その文章は対をなす秘密鍵を持ってい
る本人しか復元出来ないため、他人に見られたり改竄される怖れがなくなりま
す。
 一方、自分の秘密鍵で暗号化した文章は対をなす公開鍵でしか復元出来ませ
ん。つまり、相手から受け取った暗号化された文章を相手の公開鍵で復元出来
たら、それは相手の秘密鍵で暗号化されたものであり、途中で改竄されたおそ
れがないものということになるのです。

 公開鍵暗号方式は暗号の歴史の中では比較的新しい部類にはいりますが、そ
れでもそれなりの歴史の積重ねを歩んできており、最近この基礎技術であるRS
A方式の特許が消滅しました。

 また、PGPはオープンソースソフトウェアだったと記憶しています。

 この話しはソフトのバグやセキュリティーホールは想定していませんので、
ご承知置き下さい。また、ボク自身が勘違いしている可能性も多分にあるので
、それも合わせてご承知置き下さい。

PGP国際版のホームページ(日本語版)
http://hey.to/pgpi/

 えっと、前にも書きましたが、自分自身で使ったことがないため、どのよう
な形になるのかはわからないんですが、オリジナル性というのは保たれるはず
です。

> 物理的な部分の費用がない分、紙版よりは安くできるはず。
> この点でも、電子書籍には期待が持てます。
> 鍵はやはり、リーダー(読書装置)でしょうか。

 書籍を読むためだけの装置をわざわざ買う人がどの程度いるかなと思うと、
電子書籍専用のリーダーとなると厳しいんじゃないかなというのがボクの今の
考えです。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 15 Apr 2001 21:36:59 +0900
Subject: [ebook:00135] 電子書籍関連のニュース

 みなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。
 この1週間も電子書籍関係のニュースが満載でした。

●イーブックイニシアチブジャパン

 2001年4月9日に株式会社イーブックイニシアティブジャパンはイーブック端
末のコンセプト機を発表しました。

 このコンセプト機は同社と株式会社東芝、株式会社NTTデータの3社が共同で
開発したものです。
 特徴としては2つ折りというところかな。

 電子書籍関係の各コミュニティで話題になりましたが、あまり深い議論には
結びつかない感じです。

●Adobe Acrobat 5.0

 アドビシステム株式会社は2001年3月に米国で発売されたAdobe Acrobat 5.0
の日本語版を2001年4月27日から発売すると発表しました。また、対応Reader 
である Adobe Acrobat Reader 5.0 日本語版を2001年4月18日から提供するこ 
とを合わせて発表しました。

●AdobeとAmazon.comの提携

 2001年4月10日、米Adobe Systems社は米Amazon.com社と提携し、既に開設さ
れているAmazon.comの電子書籍販売サイトにおいてAdobe Acrobat eBook Read
erを無料で配布する事を発表しました。

●本とコンピュータ第1期終了

 1997年に初号が発行されて以来16号まで発行されてきた季刊『本とコンピュ
ータ』の第1期最終号が2001年4月10日に発行されました。

 第2期は2001年9月10日に判型やデザインなども変えて創刊の予定とのことで
す。

 この最終号はボクはまだ入手していないので、感想などはまた後でというこ
とで。

●米E Ink

 2001年4月10日に米E Ink社が新しいアクティブ・マトリクス方式のディスプ
レイを公開しました。

●角川書店の電子書籍ビュワー

 2001年4月13日に株式会社角川書店は書籍目録ソフト『BishopLibrary』及び
電子書籍ビューワー『RookView』を東京都千代田区の本社で記者会見を開き、
発表しました。

 これらの製品はシャープ株式会社との共同で開発したもので、夏頃にもこれ
らのソフトを使って2万点あまりの書籍販売を計画しているとのことです。

●Seybold Seminars Boston 2001

 2001年4月9日から米国マサチューセッツ州のボストンで電子出版業界のイベ
ント、Seybold Seminars Boston 2001が開催されました。

●東京国際ブックフェア2001

 4月19日から22日にかけて東京ビックサイトで東京国際ブックフェア2001が 
開催されます。

 角川書店のBishopLibrary、RookViewのデモなど電子書籍に関係する数々の 
発表などがあると思います。

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Date: Fri, 20 Apr 2001 14:13:32 +0900
From: 大賀暁 
Subject: [ebook:00136] オンデマンド出版の情報整理

大賀@NECです。

唐突ですが、、
最近かなりオンデマンド出版が増えてきているよなぁと、ふと思い直しまして、
いったいどのくらいのサービスが立ち上がっているのか見てみました。

■復刻ドットコム
 http://www.fukkan.com/
 利用者 17,466名 
 登録書籍 3,131冊 

■リキエスタ
 http://www.honco.net/richiesta/
 ホンコのオンデマンド出版

■BOOK-ING
 http://www.book-ing.co.jp/

■万能書店
 http://www.d-pub.co.jp/index.html

■マイブック・オンデマンド出版
 http://www.mybookjapan.com/pod/

まだあるのでしょうが、これは抜いちゃいけないよっていうのを他にご存知
でしたら、是非教えてください。
これはこうだよって特筆すべきことがあればそれはそれで是非(^^;)

何より、ここには海外情報は抜けてますね。。


----
Satoru Oga / [email protected]

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Subject: [ebook:00137] Re: オンデマンド出版の情報整理
From: [email protected]
Date: Mon, 23 Apr 2001 14:07:46 +0900

子安@トランスアートです。

自画自賛めいて恐縮ですが、弊社のサイトの「情報INDEX」に
オンデマンド出版の情報をできる限り集めてあります。
今のところ、勝手に一番情報量が多いと思っていますが・・・。
http://www.transart.co.jp/information/index.html

内容は、
[I]オンデマンド出版の動向
[II]オンデマンド出版の可能性
[III]オンデマンド出版の新しい展開
[IV]オンデマンド出版略史(年表です)

[A]オンデマンド出版専門サイト
[B]個別 の出版社によるオンデマンド出版の取り組み
[C]印刷会社によるオンデマンド印刷
[D]オンデマンド印刷機関連情報
[E]オンデマンド出版関連情報ニュース
[F]オンデマンド出版関連文献

[I]〜[III]で、日本でのオンデマンド出版の動向を整理してみました。
[A]〜[F]は、リンク集と文献目録とを兼ね備えた形で編集してあります。
今年の4月初旬までの情報は概ね網羅してあります。
(最近とみに増えた自費出版系のオンデマンド出版サービスや、
オンデマンド印刷などが情報不足ですが)
なお、海外の情報もすべて日本語で読める範囲で集めてあります。

ぜひご活用いただければ幸いです。

>大賀@NECです。
>
>唐突ですが、、
>最近かなりオンデマンド出版が増えてきているよなぁと、ふと思い直しまして、
>いったいどのくらいのサービスが立ち上がっているのか見てみました。

>まだあるのでしょうが、これは抜いちゃいけないよっていうのを他にご存知
>でしたら、是非教えてください。
>これはこうだよって特筆すべきことがあればそれはそれで是非(^^;)
>
>何より、ここには海外情報は抜けてますね。。

―――――――――――――――――――――――――――――――
株式会社トランスアート
 子安  敏雄
  e-mail:[email protected]
  tel:03-5568-8010  fax:03-5568-8019
  東京都中央区銀座7-7-2

★★★★★トランスアート・オンライン・ショップ★★★★★
★★★★★★★http://www.transart.co.jp/★★★★★★★
―――――――――――――――――――――――――――――――

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Date: Mon, 23 Apr 2001 20:44:07 +0900
From: 大賀暁 
Subject: [ebook:00138] Re: オンデマンド出版の情報整理

大賀@NECです。

> オンデマンド出版の情報をできる限り集めてあります。
> 今のところ、勝手に一番情報量が多いと思っていますが・・・。
> http://www.transart.co.jp/information/index.html

拝見させて頂きました。
情報も細かく年表など整理されていて、とても整理されたもので
参考になりました。

意識の中ではせいぜい98年頃から後しかなかったのですが、
勉強になりました。

> ぜひご活用いただければ幸いです。

ありがとうございます。


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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 23 Apr 2001 21:39:27 +0900
Subject: [ebook:00139] Re: オンデマンド出版の情報整理

 大賀さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 たしかに電子書籍関係の話題と平行してオンデマンドの話題も増えています
ね。出版の新しい形の1つということで、ボクも注目しているものです。

 とはいえ、オンデマンドとして整理したことは今までなかったので、自分と
してはほとんど持っていない状態です。

 リストの他ですと、HONCO on demandくらいしか浮かびませんでした。…な 
んかリキエスタと被っているような気がしないでもないですが。

http://www.honco.net/ondemand/

 ここまで色々あると自分なりに整理したいな〜。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 23 Apr 2001 21:40:33 +0900
Subject: [ebook:00140] Re: オンデマンド出版の情報整理

 子安さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 いや、真面目に一番充実している情報源だと思いますよ。

 ボクの場合もそうですが、オンデマンドは電子書籍などと一緒に語られるこ
とが多いため、それだけの情報ってあるようで実はあまり多くないと思われま
す。
 そんな中でこれだけしっかりとまとめてあるなんてすごいと思います。

 …これだけ充実したページがあるなら、自分でまとめなくてもいいかな〜な
んて考えてしまっています。^^;

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Subject: [ebook:00141] Re: オンデマンド出版の情報整理
From: [email protected]
Date: Tue, 24 Apr 2001 10:06:51 +0900

大賀さん、れんやさん、こんにちは。
子安@トランスアートです。
ご評価いただき、ありがとうございます。

何しろ、社内でもほとんど見られていない(らしい)ので。

> ボクの場合もそうですが、オンデマンドは電子書籍などと一緒に語られるこ
>とが多いため、それだけの情報ってあるようで実はあまり多くないと思われま
>す。

最近、具体的な電子書籍&オンデマンド出版の複合型ビジネス(の萌芽)が現れ
てきたような気がします。
例えば、「ウェブの書斎」「コンテンツワークス(まだ構想だけですが)」
「ebook-print.com(コニカビジネスマシン)」などなど。
海外ではフランスの「00h00」あたりが最初かもしれません。

> …これだけ充実したページがあるなら、自分でまとめなくてもいいかな〜な
>んて考えてしまっています。^^;

いえいえ、ぜひとも違った観点からまとめてください。
小生も電子書籍に関して、いつかまとめたいと野望(?)を抱いているので。

Koyasu Toshio /  TransArt
[email protected]
http://www.transart.co.jp/

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Date: Thu, 26 Apr 2001 14:12:42 +0900
Subject: [ebook:00142] シンポジウムのご案内。
From: "Ryuta Takenaka" 

竹中と申します。
電子出版関連のシンポジウムのご案内を申し上げます。
よろしくお願いいたします。

-----------------------------------------------------------
■《リキエスタ》刊行&「本とコンピュータ」第二期発表記念シンポジウム
「電子出版の未来・実践編」 

 ブックオンデマンド、インターネット配信等、電子出版がいよいよ本格的に動き始
めました。本を「書く・作る・読む」現場が、大きく変貌しようとしています。「紙
の本か電子の本か」というこれまでの選択を越えて、歴史的な転換期にある本を、編
集者たちはどのようにとらえようとしているのか。本とコンピュータの行く手にはい
かなる可能性がひらけていくのか。
人文系出版社6社共同(岩波書店/晶文社/筑摩書房/白水社/平凡社/みすず書房)
+「本とコンピュータ」編集室+大日本印刷ICC本部によるオンデマンド出版《リキ
エスタ》の刊行と、「本とコンピュータ」第2期の発表を機に、本の未来を縦横に語
り合うシンポジウムを開催します。お誘いのうえ、どうぞご参加ください。

●第一部 「編集者、わが電子出版を語る」
パネリスト
足立亨(平凡社)、尾方邦雄(みすず書房)、小島潔(岩波書店)、田嵜皙(文藝春
秋)、龍沢武(司会)

●第二部 「本とコンピュータの未来」
パネリスト 「本とコンピュータ」編集委員
柏木博、永江朗、萩野正昭、松枝到、松田哲夫、水越伸、龍沢武、津野海太郎(司会)
                
日時 5月10日(木) 開場18:00 開演18:30〜21:00
場所 紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)TEL03-3354-0141
定員 400名(入場無料)、要申込。

●お問い合わせ
「本とコンピュータ」編集室 永井 TEL03-3266-4270 
●お申し込み
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「本とコンピュータ」編集室 シンポジウム係行
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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 29 Apr 2001 02:05:26 +0900
Subject: [ebook:00143] 法令と国会議事録

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 2001年4月、縁遠いようで実は普段の生活に密接に関係している国の関係の 
文章に関して大きな2つのサイトが相次いで開設されました。

 1つは2001年4月1日から情報提供を開始した総務省の行政管理局による法令 
データです。スタート時点で憲法及び法律が1774法令、政令及び勅令が1854法
令、府令及び省令が3098法令の合計6726法令を検索及び閲覧する事が出来ます。
 これは現在施行されているすべての法令を網羅しているもので、新しい法令
も官報から3ヶ月程度で掲載する予定との事です。

法令データ提供システム
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi

 もう1つは2001年4月20日に公開された1945年の現憲法下における第1回以降 
のすべてが検索対象になる国会会議録検索システムです。

Kokkai Kaigiroku HP
http://kokkai.ndl.go.jp/

 どちらも国民の知る権利の確保に大きな役割を果たしてくれる物と思います。

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電子書籍への飛翔 http://www.renya.com/textware/ml.htm
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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 29 Apr 2001 02:06:18 +0900
Subject: [ebook:00144] Re: シンポジウムのご案内。

 竹中さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 シンポジウムの紹介、どうもありがとうございます。

 参加してみたいのですが、どうにも都合がつきそうもないので諦めます。こ
ういう時はやっぱり東京にいた方が便利だな〜と思ってしまいます。

 このMLで参加する方がいたらぜひレポートをお寄せ頂ければと思います。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Sun, 29 Apr 2001 02:08:31 +0900
Subject: [ebook:00145] Re: オンデマンド出版の情報整理

 子安さん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 ほとんど見ていないというのは社内の方はもったいないことをしていますね。

 ところで、ちょっと要望の様な事書かせていただければ、もう少し読みやす
くなればいいなと思います。JavaScriptを利用し、ポップアップで小さなウィ
ンドをだし、その中に表示というのは個人的には読みにくいのです。

》最近、具体的な電子書籍&オンデマンド出版の複合型ビジネス(の萌芽)が現れ
》てきたような気がします。
》例えば、「ウェブの書斎」「コンテンツワークス(まだ構想だけですが)」
》「ebook-print.com(コニカビジネスマシン)」などなど。
》海外ではフランスの「00h00」あたりが最初かもしれません。

 なるほど、たしかにそうですね。オンデマンドを可能にする為にはデータ化
が不可欠。データ化されていれば、電子書籍への転用は容易。逆に電子書籍を
可能にする為にもデータ化は不可欠。データ化されていればオンデマンドへの
転用は容易。ということで、非常に相性のいい組合せなのでしょうね。

》いえいえ、ぜひとも違った観点からまとめてください。
》小生も電子書籍に関して、いつかまとめたいと野望(?)を抱いているので。

 電子書籍に関してもしっかりとまとめ直さないといけない時期に来ていると
思いつつ、手を付けていなかったりしています。
 …なんとかしなければ。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 28 May 2001 21:53:50 +0900
Subject: [ebook:00146] ebook-print.com

 こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 20001年4月19日にコニカビジネスマシン株式会社と株式会社住友金属システ
ムソリューションズが発表したebookと本を融合を目指した新しいシステム、
ebook-print.comを発表しました。
 2001年7月15日にオープンを目指しているそうです。

http://www.ebook-print.com/

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 28 May 2001 21:54:46 +0900
Subject: [ebook:00147] 投稿アドレス変更のお願い

 みなさん、こんにちは。れんや@ebookstyle.netです。

 『電子書籍への飛翔』MLで利用していMLサービスがEasyMLからインフォシー
クメーリングリストサービスに移行しましたが、2001年5月1日に従来のEasyML
.comのアドレスからの自動転送サービスを2001年6月1日午後2時で打ち切ると
発表しました。

 参加者のみなさまにはご面倒をおかけしますが、投稿アドレスを[email protected]
asyml.comから[email protected]に変更していただくよう、お願い
いたします。

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Mon, 18 Jun 2001 18:01:19 +0900
Subject: [ebook:00148] インターネットカフェでイーブック

 みなさん、こんにちは。れんやです。

 2001年6月15日に株式会社インターピアが運営するインターネットカフェ『N
ecca(ネッカ)』渋谷店内において株式会社イーブックイニシアティブジャパン
のマンガやアイドル写真集などを自由に閲覧できるサービスを開始したと発表
しました。

 このプロジェクトは3ヶ月限定でこの2社に加え廣済堂の計3社による試験運 
用となっています。13タイトル計100巻が提供され、その後の予定については 
動向を見ながらということになっています。

 Neccaは韓国で大人気のPC房(バン)の日本版で渋谷店はその直営店舗です。

http://www.necca.ne.jp/
http://www.interpia.ne.jp/
http://www.ebookjapan.co.jp/
http://www.kosaido.co.jp/

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From: Yoshino Munehiro 
Date: Thu, 21 Jun 2001 20:24:23 +0900
Subject: [ebook:00149] ニュース 3 件

 みなさん、こんにちは。れんやです。

出版取次4社が物流を統合
-----------------------

 2001年6月18日に明らかになったところによると、日本出版販売(日販)、大 
阪屋、栗田出版販売、大洋社の大手出版取次4社が返品業務に関して業務提携 
を交わし、来春をめどに合弁会社を設立して、物流事業の統合に乗り出すこと
になりました。

 この提携は出版取次業界の1位と3位、4位、5位が結集し、トーハン以外の主
力が顔をそろえた結果、出版流通市場での合計シェアは5割を超えます。

パピろく
--------

 日本の電子書店大手のパピレスは2001年6月8日に図書目録をダウンロードし
てオフラインでゆっくりと電子書籍を選べるサービス、パピろくをスタートし
ました。

http://www.papy.co.jp/
http://www.papy.co.jp/ows-bin/adf.cgi?ma=m00&home=/topics/papiroku.htm

eNovel.JP
---------

 オンライン小説専門サーチエンジン、Novel Searchさんが2001年6月10日に 
小説サイトURL転送サービス、eNovel.JPの試験運用を開始しました。現在7月1
日の本運営を目指しているそうです。

http://enovel.jp/
http://www.novelsearch.net/

P.S. 勝手にお知らせしてしまっていますが、よろしいですよね。>TAKEさん。

 そういえば、話しは全然関係ないんですが、2000年の秋にあったマイクロソ
フトと紀伊國屋の提携、何らかの成果を2001年の春にはということじゃありま
せんでしたっけ。

-- 
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Date: Thu, 28 Jun 2001 23:30:33 +0900
From: shozo Tahara 
Subject: [ebook:00150] Re: ニュース 3 件

みなさん はじめまして。Ivanと申します。
このたび電子出版Adamicpressを開設しました。
現在、T-Timeによる電子ブックを販売中です。
よろしく おねがいします。

れんやさん いつも貴重な情報ありがとうございます。
試行錯誤の連続でようやくAdamicpressを開設しました。
今後とも、アドバイスよろしくおねがいします。
現在「読者パスワード」を設置するためにHTMLを勉強中です。

−−−−
最新情報
ヤフーは、通常の電話回線を使って高速ネット接続ができる
非対称デジタル加入者線(ADSL)のサービスを8月からはじめます。
つなぎ放題で月2280円です。電話代はかかりません。くわしくは
http://bb.yahoo.co.jp/
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■□ Adamicpress http://www.synapse.ne.jp/saitani/adamicpress.htm
   民族・国境・時代を越えて心にひびく電子ブックをお届けします。
■□ トップ「世界は今、ボーダレスの風」http://www.synapse.ne.jp/saitani/
■□  E-mail [email protected]
■□ 管理人 TAHARA Shozo

Yoshino Munehiro wrote:

>  みなさん、こんにちは。れんやです。
>
> 出版取次4社が物流を統合
> -----------------------
>
>  2001年6月18日に明らかになったところによると、日本出版販売(日販)、大
> 阪屋、栗田出版販売、大洋社の大手出版取次4社が返品業務に関して業務提携
> を交わし、来春をめどに合弁会社を設立して、物流事業の統合に乗り出すこと
> になりました。
>
>  この提携は出版取次業界の1位と3位、4位、5位が結集し、トーハン以外の主
> 力が顔をそろえた結果、出版流通市場での合計シェアは5割を超えます。
>
> パピろく
> --------
>
>  日本の電子書店大手のパピレスは2001年6月8日に図書目録をダウンロードし
> てオフラインでゆっくりと電子書籍を選べるサービス、パピろくをスタートし
> ました。
>
> http://www.papy.co.jp/
> http://www.papy.co.jp/ows-bin/adf.cgi?ma=m00&home=/topics/papiroku.htm
>
> eNovel.JP
> ---------
>
>  オンライン小説専門サーチエンジン、Novel Searchさんが2001年6月10日に
> 小説サイトURL転送サービス、eNovel.JPの試験運用を開始しました。現在7月1
> 日の本運営を目指しているそうです。
>
> http://enovel.jp/
> http://www.novelsearch.net/
>
> P.S. 勝手にお知らせしてしまっていますが、よろしいですよね。>TAKEさん。
>
>  そういえば、話しは全然関係ないんですが、2000年の秋にあったマイクロソ
> フトと紀伊國屋の提携、何らかの成果を2001年の春にはということじゃありま
> せんでしたっけ。
>
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>  Yoshino Munehiro with HP200LX at Suwa,Nagano
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