ルパン三世・カリオストロの城

 人口3,500人の世界で最も小さな国連加盟国、カリオストロ(CALIGOSTLO)公国。
 国営カジノにまで入り込んでいる精巧な偽札、ゴート札。
 7年前の大火事以来摂政のカリオストロ伯爵が政務を取り仕切る。
 カリオストロ大公家の息女、クラリス。

 1979年公開のルパン三世劇場版第2弾。
 宮崎駿初監督作品の伝説の名作。ただし、興行的には成功せず。

 2001年4月26日にDVD:ルパン三世/カリオストロの城が発売されています。

 婚礼衣装の仮縫いの際に逃亡。その時ルパンと次元に会う。
 連れ戻されたクラリスがルパンの手元に残していった指輪に掘られていた物は今は滅びたゴート文字だった。MDXVII(1517)という年号だけはローマ数字で掘られていた。
 伯爵の裏の仕事を取り仕切るジョドー。衛視長はグスタフ。
 クラリスの飼犬のカールは修道院に入る時に庭師だった老人に預けられた。

 400年前より金山羊の指輪を持つ伯爵家は銀の山羊の指輪を持つ大公家の影として謀略と暗殺を司った。  伯爵の城の地下工房で作られている偽札は本物以上讃えられたゴート札。
 中世以来ヨーロッパの動乱には必ず係わっていたと言われる。ブルボン王朝を滅ぼし、ナポレオンの資金源となり、1927年世界恐慌の引き金ともなった。

 大公家館跡にある時計塔。
 日に向かいし時紡ぐ山羊に2つの指輪をいれたとき、水門により湖の底に沈んでいたローマの町が甦った。


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