Mail from renya.com vol.007b 1998/10/07
======================================
http://www.renya.com/mailfrom/

 07:映画「友情(FRIENDSHIP)」
 08:表現の自由について
 09:編集後記というか独り言
 10:奥付


07:映画「友情(FRIENDSHIP)」
---------------------------
http://www.renya.com/renki/r_017.htm

 三船美佳初主演、和泉聖治監督作品。1998年5月に東映系にて公開されてい
ました。
 1998年5月21日、東京の多摩地方にある大学の講義が終った後、ボクはこの
作品を見るために初めて有楽町の映画館に行きました。そして、その価値は十
分にあったと思います。思わず連続して2度見てしまいました。

 人によっていや同じ人でも時と場合によって色々な考えがあると思います。
しかし、ぜひこの映画は多くの人に見てもらいたいです。見てみてその結果つ
まらない映画だったと思うのはいいと思います。でも、見る前から勝手につま
らない映画だとうと判断はしないで下さい。ぜひぜひ見て下さい。そして見て
から面白いかつまらないかは判断して下さい。
 この作品は既に劇場公開はとっくに終ってしまっています。出来るだけ多く
の人に見てもらいたいのに、上映劇場の数もあまり多いとは言えませんでした。
それがとても残念です。しかし、もし出来ることならば、renya.comが劇場を
借りてフィルムを借りて上映会をやりたいくらいです。
 セルビデオやレンタルビデオになっている事を期待しているのですが、調べ
た範囲ではその様な情報を入手する事が出来ませんでした。ただ、ほぼ同時に
公開された「卓球温泉」がようやくビデオ化ですから、これからかなとも思っ
ています。誰かご存じの方がいましたら、[email protected]までお知らせ下さい。

 この映画は、CNNで放送された、白血病の少年が抗癌剤の副作用で髪の毛が
抜け落ちてしまった時、クラスメート全員が同じようにスキンヘッドになり学
校に迎えるという実話を基に作られた映画です。

 白血病。一般にはよく血液のガンだと言われます。血液中の白血球の数が異
常に増えてしまうと。白血球とは本来身体に進入した外敵を退治する為の戦士
です。
 骨髄移植をする場合には、HLA型というものが一致する必要があります。HLA
型というのは、白血球の血液型みたいなものです。赤血球の血液型であるA,B,
O型と異なり(正確に言うとこれにも数多くの型が存在しますが)数万通りの組
合せが存在します。子供というのは、両親の遺伝子の半分づつを受け継ぐ為、
両親が同一の遺伝子という偶然がない限り、両親とHLA型が一致する可能性は
ないということになります。兄弟では多少確率は高くなりますが、それでも5
人に2人が一致するくらいだそうです。血縁者でこれくらい難しいのですから、
非血縁者となると一致する確率は数百人から数万人に1人と言うことになりま
す。
 白血球というのは、体に侵入した外敵をやっつける役目を持っています。そ
のため、白血球の型が一致しないと移植はほとんど不可能という事になります。

 インターネット上での骨髄移植に関する情報源として、財団法人骨髄移植推
進財団のサイト(http://www.jmdp.or.jp/)があります。また、NIFTY SERVEに
も骨髄バンクフォーラム(FMARROW)(http://www.nifty.ne.jp/forum/fmarrow/)
があります。これらのサイトへはrenya.com Link Service(http://www.renya.
com/link/)からもリンクしてあります。
 ドナー登録するしないは個人の自由です。そして、ドナー登録というものに
ついてどう考えようとそれも個人の自由です。人間は様々な意見を持っていま
す。しかし、一人一人が正しい知識を持つ事は必要だと思います。誤った知識
で物事を判断するのは不幸なことです。こう書いているボクも今自分が持って
いる知識が正しいのかと聞かれると自信がありません。だからこそこのような
文章を書いてみました。
 骨髄バンクはそのドナー登録者がつい先日当初の目標としていた10万人に達
しました。現在は更に可能性を高めるために、30万人を目標に活動しています。

 さて、この映画の感想ですが、まず主演の三船美佳さんがすごく良かったで
す。世界にミフネの愛娘。といっても、恥ずかしながらボクは三船敏郎さん出
演の作品をほとんど見たことがないので、父親と比べる事は出来ないのですが、
顔立ちは綺麗でスタイルは抜群、スキンヘッドにする役者根性、そして演技力。
これからどのような活躍をするのかとても楽しみです。

 「自分の死際を考えたことがあるか」担任の野本信吾先生の父親で下校長先
生が野本清一郎が島崎あゆみに言った言葉です。正直言ってボクは考えてきま
せんでした。そして今も考えていません。ただ、昔小学生の頃はやけに生命に
ついて考えていたような感じがします。いつの間にか考えなくなってしまいま
した。もしボクがあゆみの立場に立ったとき、どう行動するのだろうか。

 友情って何だろう。同情と友情の違いって何だろ。なんか永遠の命題の様な
気もしますが。同情と友情は大きくその意味が異なると思います。しかし、そ
れがどう違うのか。うまく説明出来ません。


08:表現の自由について
---------------------
http://www.renya.com/renki/

 表現の自由は基本的人権つまり人が生まれながらにして持っている権利の一
つです。しかし、生まれながらに持っているこの権利をしっかりと行使出来る
国や時代というのは実はけして多くはありません。今この日本はその数少ない
恵まれた状況にあります。
 表現の自由や報道の自由というのは、公権力に対しての自由であり私個人の
プライバシーを暴露したり、私個人に対しての誹謗や中傷を言ってもいいとい
うものではありません。
 権利や自由には義務や責任が伴います。
 公権力への表現の自由は、民主主義の根幹です。しかしこの権利はけして磐
石なものではありません。人間一人一人がが必死になって守っていかないとい
けないものだと思います。


09:編集後記というか独り言
-------------------------
http://www.renya.com/mailfrom/

 お遊びでテキスト広告なるものを入れてみました。発行部数が一万をはるか
に越えていて中身も素晴らしいメルマガでもなかなか埋まらないのに、発行部
数が100に満たないMfrcに広告をだす人なんていないですよね。それでもだし
てみたいと思う人がいたら、オフラインミーティングで直接れにゃに言って下
さい。料金はコーヒー1杯でいいですよ ^^;。全角35文字の5行でお願いしま
す。しかし、今回の広告。renya.comのコンセプトをそのままつかったんだけ
ど、今の状態じゃ嘘言っている感じもするな〜 ^^;。
 メルマガの広告に関しては大きな転換点に差し掛かっていると思います。日
本独自のインターネット文化とも言われるメールマガジン。というのは、言い
換えると、他のインターネット文化と違ってお手本になるものがないというこ
とです。メルマガ全体についてはいずれrenya.comでも考えてみたいと思いま
す。

 この秋、10月17日に山田洋次監督作品「学校III」が松竹系で全国ロードシ
ョーされます。また、これに先立ち10月9日の日本テレビ系列の金曜ロードシ
ョーにおいて「学校」が放映されます。

 この秋、11月27日に日本テレビ系列の「金曜ロードショー」であだち充の代
表作、『タッチ』のテレビスペシャルを放映するようですね。あれから達也と
南はどうなったのか。とても気になる反面、今回の放映はすごく不安でもあり
ます。折角の名作を汚すことだけはしてほしくないものです。これに関しては
renya.comでもタッチ考察ページ(http://www.renya.com/myboom/touch.htm)で
フォローしていきたいと思います。しかし、達也と南が別の人を本当に好きに
なって離れる事にはならないと思うんだけど。ところで、なんで日本テレビで
放送するんだろうか。

 renya.com Link Service(http://www.renya.com/link/)ではリンク先を大募
集中です。アクセス数倍増というほどの影響力はないのですが、renya.comと
相互リンクをしませんか。

 テレビアニメ版のるろうに剣心が終りました。現在週刊少年ジャンプで連載
されているものはOVA(オリジナルビデオアニメ)となるそうです。このアニメ、
初期の頃はひどいなと思っていたのですが、徐々によくなった感じがします。
しかし、原作の方は一体どうなっていくのかな〜。

 れん記のサイト(http://www.renya.com/renki/)で日記を公開し始めました。
いつまで続くかちょっとわかりませんが、出来るだけ続けていきたいと思って
います。

 10月23日にスタジオジブリ製作で今年の1月に亡くなった故近藤喜文氏監督
作品『耳をすませば』が日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で放映される
ようです。これは1996年10月11日の金曜ロードショーで放映されて依頼2度目
のテレビ放映となります。

 はみだし刑事情熱系の第3部が10月7日からテレビ朝日系列で放映スタートで
す。さて、今回のシリーズで高見さんはみゆきちゃんに父親だと告げるのでし
ょうか。もし告げたときのみゆきちゃんの反応はどうなのでしょうか。興味深
いところですね。

 この春劇場公開され大ヒットした「名探偵コナン〜14番目の標的(ターゲッ
ト)」が10月9日にレンタル開始となります。9月にはフィルムコミック上巻も
出ていますし、10月17日には下巻も発売されます。

 平成6年に史上5頭目の三冠馬となったナリタブライアン(牡8歳)が9月27日正
午、胃破裂のため安楽死の処置がとられて死亡しました。実はこのナリタブラ
イアンが三冠馬になった時、つまり菊花賞を勝った時、ボクは父と大学見学の
為に車のなかだったんです。その時まで1度も見たこともない馬でしたが、な
んか熱い物を感じた瞬間でした。GI5勝の名馬、ナリタブライアンの冥福を祈
ると共にわずか2世代ではあるけれど、その産駆の活躍を期待します。

 米国の臨界前核実験に対し、renya.comは抗議の意志をここに表します。

 大学も3年生の夏休みを明けると本格的に就職という現実にさらされるよう
になってきました。なんか大学入試以上に周りに流されている感じがしてきま
した。週に1度はなんらかのガイダンスがあるようになってきました。

 「もののけ姫」の来年4月の全米1000館公開が正式に決定したようですね。
正直言ってあまりヒットはしない気がしますが、がんばってもらいたいです。

 この第7号は本来2週間以上前に発信する予定が、どんどんずれ込んでこん
な時期になってしまいました。週刊少年ジャンプで連載中のるろうに剣心につ
いてこのコーナーで一言書こうとしているうちに、話しが進展してしまいまし
たし^^;。
 まだ満足する記事ではないんですが、今後フォローしていくということで、
発行することにします。

 しかし、10月5日にはでるはずだったのに、まぐまぐがうまく動かないのか
うちのネスケがいけないのか、配信出来ずにここまでずれこんでしまいました
^^;。 そこで、実験として2つにわけて配信します。これでうまくいけばいい
な〜。

 次号は、renya.com開設1周年の10月17日にはだしたいなと思っています。


広告募集
--------
http://www.renya.com/mailfrom/ad.htm

○---Start of ad----------------------------------------------------○
 【言葉を紡ぎ、人のと繋がり、織りあげる。】(http://www.renya.com/)
 renya.com(れにゃドットこむ)は、東京都内某大学の法学部に通う[れにゃ]
のパソコンのHDDの中身の核となる自分自身の考え方(知恵)や考えるための情
報(知識)をジャンル別に整理して公開しています。
 e-mail address:[email protected] Web Page URL:http://www.renya.com/
○------------------------------------------------------End of ad---○
     広告に関しては編集後記というか独り言のコーナーを見て下さい。


10:奥付
-------
http://www.renya.com/mailfrom/

 Mail from renya.com vol.007 1998/10/07
 Copyright (C) 1998 by renya.com All rights reserved.
 発行 renya.com(れにゃドットこむ) [email protected]
 Mail from renya.comのウェブサイト http://www.renya.com/mailfrom/

 Mail from renya.comは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用し
て発行しています。(http://www.mag2.com/)
 まぐまぐには発行者としてはもちろん、読者としてもとてもお世話になって
います。どうもありがとうございます。

 1998年9月12日に発行したvol.006での読者数は72名でした。
 Mail from renya.comの発行先アドレスの登録・解除・アドレス変更・バッ
クナンバーの閲覧は、http://www.renya.com/mailfrom/で行うことができます。

 Mail from renya.comについてのご意見ご感想を[email protected]までお寄せ
下さい。また、簡易BBS of renya.com(http://cgi.renya.com/cgi-bin/renbbs.
cgi)への書き込みもお待ちしています。


$$


[Mail from renya.comのページ][Home Page]
Copyright (C) 1998 by renya.com All rights reserved.
e-mail address:[email protected]